保育

寝かしつけトントンが10分で終わるやり方!保育士が実践していること

「うまく寝かせられない」

「抱っこがもう重い」

「トントンで寝かせたい」

寝かしつけって悩みが尽きないですよね。抱っこも重くなって来たしそろそろトントンでねてほしいなぁなんて考えているママパパ必見!

2児の母で現役保育士の私が実践しているトントンやトントンのコツとポイントをご紹介します。

慣れてくれば昼寝の寝かしつけトントンも10分〜15分で完了しますよ!

ぜひ実践して一人時間を確保しましょう!

寝かしつけトントンのやり方

トントンする場所と強さは?

赤ちゃんがトントンされて気持ちよく眠れる場所はいくつかあります。

  • お腹
  • 背中
  • お尻

胸は心臓をトントンしましょう。

胸・お腹・背中の時は上から少しだけ強めにトントンします。トントンの音が聞こえてくるくらいの強めでOKです。

お尻をトントンするときは赤ちゃんが横向きになって横からトントンし体が上下にぽよんぽよん動くくらいの強めでトントンしてください。

指でぺしぺし叩くのではなく手のひら全体で触れる部分にずしっと置く感じです。

トントンのリズムは?

トントンのリズムは赤ちゃんによってそれぞれ違いますが、寝かしつけ始めは速めで1秒間に5回くらい。

なるべく一定のリズムでトントンしましょう。腕が疲れてくるかもしれませんが高速でトントンしてみてくださいね!

赤ちゃんが目を閉じてもそのままもう少し高速トントンして、だんだん速度を落とします。速度を落としても反応がなければOK!

トントンじゃなくてサスサス

お布団に子どもを寝転がらせて寝かしつけする時はトントンだけじゃなくて「サスサス」があります。

「サスサス」は「なでる」ことです。「サスサス」する場所は

  • おでこ
  • 眉間
  • お腹
  • 背中

仰向けになっている子の目を閉じさせるようにおでこや眉間をゆっくりサスサス

うつ伏せなら背中や足をマッサージするようにサスサス

サスサスされると体温も上がってきて気持ちよさと睡魔に襲われます。

トントンよりもサスサスが好きな子もいるので試してみてくださいね!

寝かしつけの環境は?

昼寝の場合

昼寝の場合は部屋の電気を消して気持ち暗くなっていればOK

おもちゃや赤ちゃんが好きなものが見えない部屋へ移動するか、おもちゃをしまうかして興味が他へ向かないようにします。

あと寝る部屋を決めたり、お布団を決めるのも効果的ですよ。

昼間は外が賑やかですがそこはあまり気にしないでも大丈夫です。

もし生活音でも敏感に感じ取ってしまう赤ちゃんだったらオルゴールをかけましょう。

寝る時間だよ〜の合図にもなります。

部屋を暗くしたときの注意点は、うつ伏せになってもしっかり息をしているか確認できる暗さにすること。

乳幼児突然死症候群(SIDS)というものがあります。これを完全に防ぐには寝ないで監視しておくしかありません。

絶対無理ですよね笑

なのでみんなおやすみモニターとか、心拍を確認してくれる機会を赤ちゃんのお腹につけたりするようになりました。

保育園でも補助として使っているものをこちらの記事で紹介します!

 

夜の場合

夜の場合は完全に寝るモードを感じられるように部屋は暗くして下さい。小さい電気はOK

夜もオルゴールをかけると寝る時間の合図だと分かりやすくなるのでかけてみてください。

眠るときの格好は、次の日着る洋服のまま寝てもいいしパジャマを着てもいいですが

ゆったりとした楽な服にしてあげてくださいね!

あと昼夜共通して配慮するのは暑さ。

子どもは眠くなってくると体温が上がってポカポカになります。

洋服を着せすぎたり、掛け物をかけ過ぎると暑くて眠れません!

寝始めは特に涼しい格好で寝かせてあげましょう。

トントンで寝かしつけるときの心構え

昼寝は絶対に寝るとは限らない。

子ども達も1人の人間で日々成長もしているし、その日の活動量や気分で眠れない日もあります。

親が寝てほしいと焦れば焦るほど寝なくなるので、思い切って一緒に昼寝をしたり

「寝られなかったらお風呂とご飯を早めに済ませて電池が切れるのを待とう!」くらいの気持ちでいてみてください!

でもやっぱりそれでも寝てほしいですよね。特に夜は!

保育士は2歳児までの子を毎日寝かしつけています。

実際にどうやって寝かしつけているのか、タイプやポイントを詳しく教えますよ!

保育士が実践している寝かしつけ

保育士はいろんな子どもの寝かしつけをして、その子にあった寝かしつけを見つけています。

私が先輩達を見てなるほど!思った寝かしつけを紹介しますね!

  • 座って抱っこ
  • 足の間に挟む
  • 足をマッサージ
  • 顔をマッサージ
  • 軽く身体を掻いてあげる
  • 好きなところを触らせてあげる

まず今抱っこでしか寝ないというお子さんは、いきなりゴロンで眠れなくて当たり前!

最初はどんなに「立って」と泣かれても座って抱っこします。

「座って抱っこでも寝れるよ~」「大丈夫だよ~」と声を掛けながら頑張ってみてください!

足に挟むというのは、子どもがゴロゴロ動きすぎないようにホールドしてあげるイメージです。

足に間に挟んでなでなでしたり、足や顔をマッサージしてあげると気持ちよく眠れる子が多いですよ!

眠くなってくると体温が上がって身体が痒くなってくる子もいます。そのときに軽く背中を掻いてあげたりすると、気持ちよく眠れたりします。

最後に好きなところを触らせてあげるですが、その子によって落ち着く好きなところがあります。

髪の毛の結び目、二の腕、太もも、耳、などなどです。

それを受け入れて触らせてあげると安心して眠れるようになりますよ。

寝かしつけトントンが10分で終わるやり方!保育士が実践していることまとめ

  • トントンは強め、速め
  • トントンだけじゃないサスサス
  • 部屋は暗めが無難
  • マッサージも効果的
  • 子どもが安心できる部位を触らせてあげる

日によって、子どもによって、眠れるかどうかは変わってきます。

ホントに全然眠れない子ももちろんいます。

その中でも保育士が日々その子にあった寝かしつけ方を模索して比較的よく寝る方法を紹介しました!

試してみてうまくいったら是非1人時間や家事の時間、夫婦の時間にあててくださいね!